大川こずえの婚活記②～自分と向き合う～

私が入会直後に行ったことは、「結婚生活で大切にしたいことの整理」です。

今までも頭の中でぼやっと考えてはいましたが、いざ「何を大事にしたいか？」と問われると即答できなかったのです。なので、ノートに思いつくまま列挙し、優先順位をつけてカウンセラーさんに宣言しました。人は頭だけで考えている時、時間経過や環境の変化で意思がコロコロ変わってしまうことがあります。相談所に入る前の私は、付き合う相手によってその条件はコロコロ変わっていました。よく言えば柔軟性がある、悪く言えば他人軸で物事に流されやすい…。

なので、この作業は自分自身と向き合う作業として大切なものであり、後に交際中はこのリストに立ち返り、自分軸で物事を捉えることに役立ちました。特に、他人軸で物事決めてしまう癖がある方は、婚活前や婚活中にこのリストを作ることをお勧めします。

書き出したリストは、できれば誰かにアウトプットすることで、手に入れたい未来をより明確にすることができます。名前を付けるのであれば、「自分を幸せにするための幸せリスト」です。

私は、今までの恋愛では、相手との衝突を避けるために自分の気持ちを飲み込み、自分が変わることで誰かを幸せにできるならそれでいいと思ってきました。もちろん、それで自分自身が幸せであれば問題ないと思います。しかし、気が付いた時には悲しく辛い気持ちになることが増えていました。

相談所で活動する中でようやく気が付いたとは、「誰かを幸せにしたければ、まず自分が幸せになる」ということです。例えば、結婚式に参列しているとき、自分まで幸せな気持ちになれるのは、あの会場にいる人達みんな幸せな気持ちで祝福していて、主役の新郎新婦が何よりもハッピーオーラが出ているからです。

つまり、感情は伝えるものではなく、伝わるもの。それに気が付くまで32年かかりましたが、32年で気が付いて良かったと思っています（笑）

なので、「自分を幸せにするための幸せリスト」を作り、自分の意思を大事にすることが、幸せな結婚をするためにとても大事なことになります。